大会概要
北の大地で「技」の競演。
熱い匠が大集結。
『削ろう会』とはプロアマ、男女を問わず木造建築、大工道具、木が大好きな全国の「削りすと」が鉋の薄削りをはじめ手道具や伝統技術の可能性を追求しています。1/1000mmを競う匠の技をご覧下さい。
競技要項
【薄削りの部】1日目:13:00~16:00/ 2日目:9:30~13:30
◆共通
1.削り材(ヒノキ材)は、各自ご用意ください。
2.各削り台に用意されている計測補助器具に削り華を挟んで計測所までお持ちください。
各削り台に用意されている計測補助器具に削り華を挟んだ状態
※北海道枠の設定
北海道においては通常ヒノキ材の流通がなく使用もしないため北海道の出場者ついては削り材をスプルス材(幅50mm以上、長さ1700mm以上)とします。(但し、ヒノキ材を使う人は北海道枠には入りません)
スプルスのマイ削り材を用意できない人には実行委員会でリースします。
(有料:学生・女性は300円、一般は500円の予定)
一般の部決勝は大会側で用意した同じ材を制限時間5分(均し含む)で削ります(予定)。
優勝者は一般の部(全国枠、北海道枠)それぞれ1名、五寸鉋の部、女性・学生の部各1名で計5名とします。
※ 北海道枠上位者は全国枠決勝にも参加出来るものとします。
※ 決勝は実行委員会が用意する同一の削り材で行います。
※ 決勝出場者は全体参加人数が確定してから決定します。
【五寸鉋の部】1日目:13:30~15:00のみ ※表彰式は2日目に行います。
削り材(幅120mm、長さ3,000mm)は大会側で準備。実行委員による3点手計測
1.計測は2回。調整が完了した方から、削り台へお越しください。
2.他の競技者と統一材になりますので、あらかじめ調整して削り台へお越しください。
調整に必要な削り材は、各自でご準備ください。
【ハツリ】特設ブースにてカラマツ、トドマツなどの北海道材の皮付き丸太などのハツリ実演を行います。北海道材は実行委員会が用意します。
<ヒノキ削り材の販売>
大会実行委員会では今後の北海道削りすとの技術向上を願ってヒノキの「マイ削り木」を販売します。
(道外の方にも販売いたします)
三河ヒノキ(愛知県産)
・60mm×120mm×2m
値段:20,000円/本(税込み)
・60mm×60mm×2m
値段:10,000円/本(税込み)
※ 削ろう会用に調達したヒノキ材です。
※但し10本以上の注文があった場合のお値段です。10本以下の場合は販売中止とします。
ご注文はメールにて事務局までにお願いします。
◆一般の部
ヒノキ材(幅55mm以上、長さ1,800mm以上)削ろう会計測器による3点計測。鉋は寸八サイズに限る。
◆女性・学生の部
ヒノキ材(幅45mm以上、長さ1,500mm以上)削ろう会計測器による3点計測。鉋は寸六サイズ以上。
3.計測については専属審査員が計測水準に達しているかどうかを審査してからの計測となります。
スケジュール
10月15日(土)
11:00
13:00
13:30
15:00
16:00
※1:桧材を鉋(カンナ)で削り、透き通るほどの極限の薄さとその削り華の美しさを競います。
※2:刃の部分が一般的な鉋の約3倍の5寸(≒150mm)もある大きな鉋で「薄削り」の技を競います。